今城塚古墳公園へ埴輪を見に行ってきました

今城塚古墳公園の埴輪

私はなぜか昔から埴輪が好きでした。「どこが好きなの?」と聞かれると答えられないのですが、なんだか気になるというかなんというか…。そんな埴輪がたくさん置かれているという公園があるというので行ってみました。

入れる古墳

今城塚古墳公園

古墳と言えば有名なのは仁徳天皇陵古墳でしょうか。確かに大きくて立派だと思います。ですが、実際行ってみると近づいて見られるのは正面だけ。しかも堀越に眺めるのみです。※1 このように日本にあるすべての古墳は立ち入り禁止で遠くから見ることしか出来ません。一つの例外を除いては。

その例外こそ今回訪れたのは今城塚古墳公園です。ここは周囲はもちろん堤も歩けて、さらには古墳の中(地中ではありません)にも入れます。

※1
24/05/19修正:立ち入れる古墳は他にも多数ありました。この今城塚古墳公園は「大王墓を整備した公園では日本でここだけ」とのことです。

駅からは遠い

最寄り駅はJR京都線・摂津富田駅ですが今城塚古墳公園までは約2kmあります。歩くには距離がありますが、ルートの大半は川沿いになっていますので飽きにくいです。

今城塚古墳公園までの川沿い

また、川沿いの道に入る直前に一部で有名な明治大阪工場の板チョコの壁が見えます。JR京都線に乗っているとあっという間に通過してしまうポイントですが、徒歩だとじっくり見ることが出来ます。

明治大阪工場の板チョコの壁

駅を出たところには今城塚古墳公園までの道順を示した看板があります。これを見れば迷うことはないと思いますが、途中ほぼ曲がるポイントがないので看板が無くてもたどり着けるはずです。

今城塚古墳公園までの案内看板

到着、さっそく埴輪を見に行く

いろいろと見て回りたいところですが、まずはお目当ての埴輪を見に行きます。埴輪祭祀場というものが再現されているところがありそこにたくさんの埴輪が並んでいるようです。

しばらく古墳に沿って歩くと見えてきました。たくさんの埴輪。人や馬をかたどったものやアヒルでしょうか鳥の形をしたものもあります。

今城塚古墳公園の埴輪
今城塚古墳公園の埴輪

ここがすごいのはこれらの埴輪に触ってもいいということ。すべてではありませんが、一部エリアには立ち入っても良く埴輪に触れることが出来ます。埴輪と一緒に記念写真もいいですね。

埴輪だけじゃない、古墳内にも入れる

今城塚古墳公園の古墳入り口

※2 冒頭にも書いたとおり、古墳の中にも入ることが出来ます。写真のような入り口がいくつかあってそこから自由に入れます。

中に入るとどこか山の中を歩いているようで、ここが古墳であることを忘れてしまいそうでした。道は舗装されてはいませんが、踏み固められており普通のスニーカーなどで十分歩けます。

もし、近くに住んでいるなら散歩コースに入れたいと思いました。

※2
24/05/19追記:※1参照、「大王墓を整備した公園では日本でここだけ」であり自由に立ち入れる古墳は他にも多数あります。

古墳関連施設もある

埴輪を堪能して満足してしまい今回は見落としたのですが、近くに今城塚古代歴史館という施設があります。今城塚古墳についての展示などがあるそうです。近くにあったのに行けば良かった…。

また、少し離れますが新池ハニワ工場公園というものもあります。ここには日本最大の埴輪工場があったそうです。併設されるハニワ工場館では埴輪制作について知ることができるそうです。

この二つの施設にも行ってみたいので、また訪れようと思います。(もっと調べていけば良かった)


こんな感じで大好きな埴輪を堪能してきました。最寄り駅は普通電車しか止まらないので移動時間がかかるのが残念ですが、それでもおすすめできる所です。埴輪好きはもちろん、公園内は広くて開放的なのでリフレッシュしに行くのもいいと思います。

最後に高槻市のマスコットキャラクターの「はにたん」を載せて終わりにします。(はにたんは摂津富田駅の改札外にいます)

高槻市マスコットキャラクターのはにたん

それでは今回はここまで。また見に来てくれるとうれしいです。

コメント