2025年4月に開幕する大阪万博の最寄り駅である夢洲駅を開業の翌日である1月20日に見に行ってきました。大阪メトロになってからは初めての、大阪市営地下鉄時代からだと18年ぶりとなる新駅です。
さっそく行きましょう
夢洲駅は既存の中央線コスモスクエア駅からの延伸なので、中央線のどこかの駅から乗ればスムーズに行けます。今回は本町駅から夢洲行きに乗車して行きました。
途中阿波座駅を過ぎると地下鉄なのに高架を走る区間となります。海遊館や渡し船でUSJにも行ける大阪港駅まで高架が続き、大阪港駅を出ると今度は海の下を走るトンネルへと潜ります。
この大阪港駅~コスモスクエア駅までのトンネル区間は大阪メトロでは初となる95km/hへと速度上限が引き上げられました。これにより30秒ほど時間が短縮されるそうです。
なお、コスモスクエア駅~夢洲駅のトンネル区間も95km/hなのかは分かりません。こちらも95km/hと書かれているサイトがありましたが、公式サイトには書かれていないようなので真偽は分かりません。
そして、夢洲駅へ到着。とは言っても、地下駅で景色は見えないので「万博に来たー!」という印象は受けないかも知れません。
ホーム階とコンコースを見てみる
駅は開業しましたが万博会場周辺はまだ工事中で多くの場所は立ち入りが禁止されています。なので、駅周辺以外に見るところはありません。それではまずは駅構内を見て行きましょう。

ホームの壁はこんな感じでなにやら近未来的です。駅名標の緑のラインが壁のラインと一体化しているのがオシャレでセンスがいいですね。

ホーム階から上がると柱がない部分のコンコースです。(なお、この写真の反対側は柱がある普通の構造です)とても開放的でこちらも近未来的なデザインですね。よく見ると床にも照明があります。

さっきのコンコースを進むとたくさんの改札機がある南改札があらわれます。他の駅とはデザインも違うような?

改札を出て左へ行くとメインの出口で4基のエスカレーターと広い階段があります。万博が始まったらここも人でいっぱいになるのでしょうか。
地上へ上がってみる
さっきのエスカレーターで地上へと出てみます。メイン出口の外からの様子はこんな感じです。

地下鉄駅とは思えない立派な作りですね。なお、このほかにももう一つ小さな出口がありますが現在は工事関係者のみ通行可能なようでした。また、奥の方には咲洲(南港)にある「さきしまコスモタワー」が小さいですが見えています。

駅を出て少し行くと万博会場のゲートがありました。まだ工事中で近寄ることは出来ませんが、ほぼ完成しているようでした。
駅周辺には何もなくほとんどの所が工事中で立ち入り禁止になっています。何かと話題の木製リングの回廊も網越しに見えました。カメラには写らなかったので残念ながら写真はありません。
そろそろ帰ろう
駅を隅々まで見ているともう1時間ほど経っていました。そろそろ帰りましょう。行きに通った改札の前は少し広くなっていて券売機や小さなコンビニがありました。

こちらが改札前の写真です。天井に床や人が反射していてかつ波打っておりここもオシャレな感じですね。

改札を入ると頭上にこんな液晶看板があり、いろいろと表示が変わっていました。デジタルサイネージというのかな。

行きに見たコンコースの反対側、柱のある部分です。こちらも近未来的なデザインでいいですね。
それでは、また中央線に乗って帰りましょう。夢洲駅は近未来的なデザインでオシャレでとてもきれいな駅でした。これからは他の駅もこのように改装していくのでしょうか。楽しみですね。
ちなみにここから奈良県の登美ヶ丘にある「学研奈良登美ヶ丘駅」まで乗り換えなしで行くことも出来ます。海から山へ、のんびりとお手軽なプチ旅行をするのもいいかもしれません。
それでは今回はここまで、また見に来てくれるとうれしいです。
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