崩壊スターレイル、リリースされた日から毎日楽しく遊んでいます。流行りのオープンワールドやアクション系ではないので、のんびり出来ていいですね。ですが、戦闘システムがシンプルそうにみえて実は様々な要素が絡み合う複雑さもあります。今回はそんな要素の中で長い間勘違いしていた「撃破特効」について書いていきます。
何を勘違いしていたのか?
それは「撃破特効は持続ダメージに影響する」と思っていたことです。ここでスターレイルの戦闘システムに詳しい人ならばこう思うかも知れません。
撃破特効は持続ダメージにも影響するよ
そう、これは完全に間違いではありません。以前の私は「すべての持続ダメージに影響する」と思っていて、そのすべてと言うのが間違いだったのです。
撃破特効の仕様
まずはここで撃破特効の仕様について解説します。撃破特効が影響するダメージは以下の3つです。
- 靭性を削りきった際の弱点撃破ダメージ
- 弱点撃破により付与されたデバフによる持続ダメージ
- 開拓者(調和)などによる超撃破ダメージ
ここで(3.)については話がややこしくなるため今回はスルーします。また(2.)でデバフと表現しましたが、状態異常が正式な表現のようです。ただしこの状態異常はデバフとして処理されるため今回は便宜的にデバフと書きます。
(1.)の弱点撃破ダメージは画面に大きく表示されるため分かりやすいですよね。敵の靭性を削りきったときに発生するダメージです。この時キャラクターのレベルと撃破特効の値が参照されます。どちらも高いほどダメージが多くなる仕様です。逆に言えば、レベルと撃破特効以外は参照されないため攻撃力などは一切関係しないダメージです。
続いて(2.)は「弱点撃破時に付与したデバフによる持続ダメージ」です。ちょっと長いですがこう書かないと誤解を招くのでご了承ください。これは、靭性を削りきった際にキャラクターの属性に応じて付与されるデバフによって発生する持続ダメージのことを言います。
物理・炎・氷・風・雷・量子の6属性が持続ダメージを発生させます。虚数に関しては持続ダメージを発生させないため無視します。これらの6属性で弱点撃破すると、それぞれ順に裂創・燃焼・凍結・風化・感電・もつれのデバフが付与されます。
付与された敵のターンが来るとそれぞれのデバフに応じた持続ダメージが発生します。この時に撃破特効の値も参照されるというわけです。
ここで大事なのは、弱点撃破時に付与したデバフによる持続ダメージにのみ影響するということ。スキルなどでデバフを付与して持続ダメージを発生させるキャラクターもいますが、この場合撃破特効の値は参照されないためどんなに撃破特効を上げても持続ダメージが増えることはありません。
気づいたのはブラックスワン実装のとき
当時、「撃破特効を上げればすべての持続ダメージが増加する」と思っていた私はブラックスワンの仕様を見て撃破特効を上げまくればすごいダメージが出るんじゃない?と考えたのでした。
ここでもう一つ勘違いしていたのが「必殺技を発動した際アルカナ状態であれば風化・裂創・燃焼・感電をすべて付与されていると見なされる」という仕様です。どういうわけかこれらの持続ダメージが一斉に発生すると勘違いしていました。
この勘違いの合わせ技で撃破特効を盛ればダメージがすごいことになると思ったんですね。当時の私はなんか慌ててたんでしょうね…。実際はこんな都合のいい仕様ではないのでご注意ください。
で、撃破特効を盛って使ってみたわけです。もちろんさっき書いた撃破特効の仕様の通り、弱点撃破によるデバフではないアルカナダメージに影響するわけもなく、おかしいと感じて仕様を徹底的に調べることになりました。ここで撃破特効の正しい仕様を理解したという流れです。
再注目されはじめた撃破特効
ピノコニー以後から撃破特効を参照するキャラクターが増えてきました。開拓者(調和)をはじめ、立て続けに撃破特効キャラクターが実装され、地味めなステータスだった撃破特効が再注目されています。ただそれらのキャラクターは本来の撃破特効の仕様ではなく、追加された超撃破や撃破特効を攻撃力に転換するような感じなので今回の話とはちょっとずれているかも知れませんね。
個人的には弱点撃破時のダメージが増えるのが楽しくて撃破特効を盛ったキャラクターを育てるのが好きです。対応する弱点が無い敵には意味が無くなってしまいますけどね。このあたりの話はまた別の機会に書くことにします。
今回は撃破特効を勘違いしていたという話でした。スターレイルにはこういったちょっとややこしい仕様が隠れていたりするので、ゲームに慣れてきたら色々調べてみるのも楽しいですよ。仕様など分からなくなったときは有志の方々がまとめてくれた崩壊スターレイル Wikiをみて調べています。とても詳しく載っているのでおすすめです。(最初にwikiに詳しい仕様を書いた人ってどうやって見つけたんだろう…)
それでは今回はここまで。また見に来てくれるとうれしいです。
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