デジタルイラスト勉強中 #6

受講開始から…なんと11ヶ月。前回の記事からは半年も過ぎました。影の表現がうまく出来ず、すっかりやる気を失ってしまってました。気づくとまもなく受講期限(延長期間)が終わるということで、課題だけは出そうと重い腰を上げました。

練習で書いた絵に色を付けてみた

過去に2回練習で描いた絵を利用して彩色の練習です。実はこの練習でやる気を失っていたんです。まずは彩色した絵をご覧ください。

色を付けた練習絵(女性)
色を付けた練習絵(男性)

どうでしょうか?一見うまくいっているようですが影に注目してください。ただの縁取りあるいはペタッと塗っただけになってますよね。何度やってもこうなってしまい、やる気がそがれていったというわけです。

影は付け方ではなくツールの問題かも

この練習で付けた影は他の色を塗ったツールと同じもので塗りました。なので境界がはっきりと出ています。ですが、このせいで立体感があまり出ていない気がするのです。

「ん?そういえばツールの切り替えなんてペン・鉛筆・消しゴムくらいしか使ってこなかったな」

使っているソフトは教材として付属してきたClipStudioPaintなのですが、膨大な量のツールが搭載されています。あまり色々使うと訳が分からなくなるだろうと最低限のツールでこれまで練習してきました。しかし、これが良くなかった。

もちろんペンで彩色しても構わないのです。ですが、エアブラシであれば自然な影を付けられる。そう、影がうまく付かない原因一つめは使うツールの問題だったのです。エアブラシや透明色で塗るなどをし始めてから一気に成長したと感じました。

影の付け方は省略にあり

もう一つの原因としては「影をリアルに付けようとした」です。現実であればここに影が無いとおかしい。ここに影があるとおかしい。こんな風に忠実に影を付けようとしていました。

もちろんこれは間違いではありません。リアルな影を書く人もいるし、こういうのが似合うイラストもあります。でも私が書いているキャラクターイラスト、どちらかというとアニメ寄りなテイストのイラストにはリアルな影はあまり似合わないと思ったのです。

また、このせいで縁取りみたいな影になりがちだったのかなと。左から光が当たっているから反対側は全部影になるはずとか…。

この考えを改めて、省略できるところは省略する方法に切り替えました。現実とは付き方が異なりますが、大事なのはぱっと見たときに違和感がないかどうかだと思うのです。というのも、「この影はこれがこの角度から光があたったんだな」とか「これはここが反射して影になったんだな」とか分析しつつ見る人はそんなにいないと思うからです。

いざ最終課題

と、こんな感じで色々気づきがあった半年でした。「気づくの遅すぎだろ」とは思っていますw
さて、それでは最終課題を仕上げることにしましょう…………

「!?、期限まで10日しか無い!」

これはまずいです。ただでさえスローペースなのに、苦手な彩色(影)をたった10日で…。ま、まぁなんとかなるでしょう。このあとの話はまた次回となります。


それでは今回はここまで。また見に来てくれるとうれしいです。

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