【レビュー】ダイソーのデッサン人形とセリアの戦闘フィギュアを買ってみました

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普段イラストを描くときにクリスタの3Dデッサン人形を使っていますが、実際に手で動かせるデッサン人形を使ってみたくなりました。でも、ちゃんとしたものは数千円以上するし、なにより在庫がない。仕方ないのでダイソーのデッサン人形とセリアの戦闘フィギュアなるものを買って試してみました。

ダイソーのデッサン人形は便利に使える時もある

まず手に入れたのはダイソーのデッサン用人形という商品。お値段は330円です。よく見るタイプの木で出来た簡単なデッサン人形です。

稼働する範囲も狭く、動かすとギーギーと音がして壊れそう…。ですが、使い方によってはとても便利な商品だと思います。

このデッサン人形だけでイラストを描くのではなく、これで大まかなポーズを決めてイメージを固め、あとはクリスタの3Dデッサン人形を利用するというのが便利な使い方です。

クリスタの3Dデッサン人形だけでポーズやイメージを固めるのは結構難しく、写真などを見ながら作っていくという感じで作業しています。この参考写真、イメージ通りのものはなかなか無くてここで多くの時間を使ってしまいもったいないなぁと感じていました。

その参考写真探しをダイソーのデッサン人形で代用すれば大幅な時間短縮になります。このような使い方をするのであれば値段以上の価値がある商品です。

単独で使うのはおすすめしない

逆に言うとこのデッサン人形だけでイラストを描くのはやめておいた方が良いかもしれません。というのも、足の付け根が正しい位置ではないからです。

この人形、スパッと切れた胴体の下に足が来ています。そしてそこに関節がくっついています。うまく表現できませんが、実際は胴体の両側面に足が接続するはずです。つまり、股がない状態と言えば伝わるでしょうか。

このままデッサン人形をクリスタに読み込んでトレースすると、たぶん変な仕上がりになると思います。胴体と足が分離している感じでしょうか。

他の部分は概ね正しい位置だと思うので、この点が残念なところですね。

セリアの戦闘フィギュアは組立が大変

ダイソーのデッサン人形よりも可動範囲が広いらしいセリアの戦闘フィギュアなるものも買ってみました。結果から言うと失敗に終わりましたが。

確かに可動範囲は広くてダイソーのものよりもポーズの幅が広がりそうです。こちらは完成した状態ではなくプラモデルのように組み立てる必要があります。そしてその組み立てに難ありです。

というのも、ヤスリで穴を広げないと入らない部分があります。たまたま工作精度が悪かったというのもあるでしょうが、接続部分がきつかったりゆるかったりと一定ではありません。穴を広げるにも精度が悪いのか、元々ここはこのきつさなのかが判断できません。

そして、変な方向に入ってしまった関節部品を引き抜こうとして爪を折ってしまいました。関節部分なのでどうにもならず完成できませんでした。

110円なので仕方ないのかも

このように完成できればたぶん便利に使えるのでしょうが、組み立てに難がありおすすめは出来ません。110円なので仕方ないといえばそれまでですが…。

工作精度の悪さもあって時間も結構かかり、私は2時間ほど格闘していました。こんなに時間がかかり、精度も当たり外れがあると考えると他の完成品を買った方がいいかもしれません。

プラモデルを作るのが得意だったり、時間に余裕がある場合は買ってみると良いでしょう。それ以外だとあまりおすすめは出来ません。

今回のまとめ

ダイソーのデッサン人形は使い方によっては便利なものでした。私も今はこの人形を使って色々なポーズを作っています。本格的な使い方をするには物足りませんが、330円で大まかなポーズを作れるなら良いのではないでしょうか。

セリアの戦闘フィギュアは完成できればダイソーよりも幅が広がりそうでした。ただし、工作精度の当たり外れがあるというのが残念なところですね。

このように今回は2つのデッサン人形を使ってみた話でした。やはり手元で実際に色々動かせるというのは予想以上に便利だなと感じました。動かしているうちに良いポーズが出来たりもするので楽しいです。

それでは今回はここまで。また見に来てくれるとうれしいです。

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