モニターを買い換えました(VAからIPSへ)

長らくPixioのPX329というモニターを使っていましたがちょっと気になる点があって買い換えることにしました。(途中、4Kモニターに買い換えましたがそれがハズレ機種ですぐ売りました)

色々迷って選んだのは、MSI MAG 274QRF QD E2 という機種です。あまり口コミもなく、あってもあまりいいことを書いていなかったのでちょっと心配でしたがこれにしてみました。

PX329の残像が気になってきた

まずはこの動画をご覧ください。少し見にくいですが「手動チューニング」という項目の下の赤い色に注目してください。

スクロールしたときに赤が引っ張られるように表示されているのが分かるでしょうか。ゲーム中はもちろん、ブラウジング中でも残像が発生します。それほど気にならなかったのですが、最近になって現象がひどくなってきたようで目立ちはじめたのです。

VAパネルなのである程度は仕方ないですが、ちょっと劣化してきたのかなと。これ以外は文句のない良いモニターなんですけどね。

IPSパネルの量子ドットに買い換えた

それで色々比較してMSIのMAG 274QRF QD E2に買い換えたわけです。これにした理由に量子ドット技術採用というのがあります。

量子ドットをすごく簡単にいうと「色がめちゃくちゃきれい」になる技術です。詳しく書くと長くなるので気になる方は調べてみてください。

この機種を店頭で確認すると、ちょっと派手すぎるくらいに色がきれい。他のモニターとは一目で違いが分かります。

ただ、この色が作りすぎている感があってダメという人もいるようです。ですが、モニターの色は買ってから調整する物であってデフォルトで使う物ではありません。むしろ、購入直後は色はずれていて当たり前だと思ってます。個人の好みもありますしね。(高級なモニターは出荷時に完璧に調整されていてデフォルトでも正しい色で表示されます)

同じ量子ドットで同じ価格帯に大人気のアイオーデータのモニターもありましたが、ちょっと高かったのでこちらにしました。あと、売れまくっていて結果が分かりきっている物よりもいろんな意味で楽しそうですしね。

残像がなくなった

さて、買い換えの最大の理由である残像ですがさすがはIPSパネル、きれいになくなりました。こちらも動画があるのでさっきと同じ所に注目してご覧ください。

どうでしょうか。PX329では引っ張られていた赤色が、スクロールしてもクッキリと表示されるようになったのが分かると思います。問題だったゲームやブラウジングでも残像感がなくなりました。

VAとIPSなので比較するのは酷ですが断然きれいな表示になりました。ただしIPS特有のバックライト漏れはあります。これはどのIPSでも発生するので仕方ないし、単色を一面に表示しない限り全く気になりません。

あと、いろいろ酷評もされていたこの機種ですが私は気になりませんでした。色がずれているというのはさっき書いたとおり調整すれば済む話だし、色むらも全然気にならないし、応答速度も問題ありません。

とても便利な点としてモニター本体のボタンを触らなくても専用ソフトをインストールすればそこから設定をいじれるところがあります。これは想像以上に快適で、調整がかなり楽にできました。


今回買い換えたモニターはかなり満足度が高くて値段以上の価値があると感じました。IPS+量子ドットでこんなにきれいに表示できるなら、圧倒的にきれいだけど焼き付きリスクがある有機ELを選ぶ必要はないのかなとも思います。

でも、VAの引き締まった黒の表現は今回の機種では再現できませんでした。これを再現しつつきれいな色も欲しいのならば有機ELも候補になりますね。

それでは今回はここまで。また見に来てくれるとうれしいです。

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